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解決事例・活用事例

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真似された商品紹介ウェブサイトの公開を停止させたケース

相談内容・課題

相談者は加工食品等を製造する会社であり、相談内容は、自社のホームページで商品の紹介をしているものの、他の業者のウェブサイトに内容をほとんどそのまま真似されているものがあるというものでした。
商品自体は異なるものの、ウェブサイトの文章やイラスト、コンテンツがほぼ似通ったものとなっていました。
他社のウェブサイトは最近公開されたものであり、大きな損害はまだ生じていないものの、何らかの対応を取りたいというのが相談者の希望でした。
※守秘義務の関係上、適宜実際の事例を修正しております。

解決例

弁護士においてそれぞれのウェブサイトの内容を検討し、著作権侵害を主張できる可能性を見込めることを確認しました。
その上で、弁護士から当該ウェブサイトの会社に対し、通知書を送付しました。
その後、相手方会社の顧問弁護士から反論書面が提出されるなどしましたが、相手方弁護士との交渉を進めた結果、当該ウェブサイトの公開は停止され、若干の解決金が支払われることにより和解が成立しました。

弁護士からのコメント

インターネット社会の現代においては、ウェブサイトに関連して著作権侵害が生じることが珍しくありません。
企業が運営するウェブサイトに関してトラブルが生じた場合、企業に大きな影響を与えることもあるため、法的対応を検討する必要があります。
もっとも、著作物といえるかどうか、著作権侵害に該当するか否かなどの判断は難しいことも多く、専門家による検討が必要になります。
放置すれば解決が困難となる可能性も高まるため、まずは知的財産トラブルを取り扱う弁護士へご相談ください。

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