支払い拒否されていた請負工事に関する費用を回収したケース
相談者は電気工事を営む会社であり、工事費用の回収に関する相談でした。
ある会社から電気設備に関する工事を請け負い、施工を開始したものの、依頼主の代表者が突如として「仕事のやり方が気に食わない。工事を止めろ。」などと言い出しました。
依頼主が不満に思っていることは勘違いであり、施工内容に問題はないことを説明しましたが、依頼主は「もういいからとにかく止めろ。」と怒鳴るなどして話を聞いてくれないため、工事を中止せざるを得なくなりました。
しかしながら、本件工事には人件費や資材費などの費用がかなりかかっていたことから、その後、担当者が工事途中までに要した費用を依頼主へ請求しに行きましたが、依頼主は「こんなもの支払わない。」の一点張りであり、回収見込みが立たず、弁護士へ相談することとなりました。
※守秘義務の関係上、適宜実際の事例を修正しております。